チョトツモウシン系男子の育児記録

引っかかったことや気になったことを綴ります

「やっぱり、ちょっとね…」

お久しぶりです。

 

先日、保育園にお迎えに行くと

「話はきかないし、危ないことを注意してもできないし…やっぱり、ちょっとね…」

といわれました。

 

多動気味だそうです。

来月、役場がやっている発達相談に行きます。

 

変な話、私は息子のことを

「ちょっとやんちゃで血の気の多い子」

くらいにしか思っておらず、プラスの個性として捉えていました。

 

発達障害は個性の延長線上…というのは、とてもよく理解ができます。

現に自分の息子の挙動に対してそうとしか思っていませんでした。

 

ただし、なぜ個性を「障害」とするのかと考えたらとても不安になりました。

簡単かつ極端に言えば「死ぬ」か「殺す」率が高くなるレベルだということだからですよね。

生活して行く上での必須技能を苦手としているから、生きにくい体質・性質だと判断されたということ。

 

先生から言われたその日、保育園では特に「ふーん」くらいだったのに、帰りの自転車を運転しながら息子の挙動について考えていました。

大いに思い当たる節があって、ゾワっとしました。

きっと名前のついている何かの位置に立っている息子を、漠然と「怖い」と感じたのです。

どう生きれば、どう接すれば。

未体験ゾーンは本当にどこに地雷があるのか分からず、一歩踏み出すのも精一杯になるでしょう。

 

そんな不安の中、勧められた通り役場の子育て支援課に電話をして保健師さんと話しました。

なぜか涙が止まらなくなり

「家ではどのように過ごされていますか?」ときかれた時に、なんだか気持ちの上では息子が発達障害ではないと擁護したい気持ちが出てきて、それを必死に抑えながらできる限りありのままを伝えました。

 

私の悪い癖で、泣いている時でも辛い時でも、電話では「能天気な人間」を必死に演じてしまうんです。

そんな自分もなんだか情けなく思えてさらに泣けました。

 

電話が終わって、相談室の予約が無事に取れたので旦那さんに報告しました。

この時の旦那さんには本当に救われました。

 

「今までの育て方とか接し方が間違ってるなと感じたことは一度もないし、息子も笑ってるし、相談室で相談するまではいつも通りでいいよ。そこからいっしょに考えよう。俺も勉強するから」

 

いろんな方面で本当にムカつくこともあるし最低だなと思うこともあるんですが、こういう時に冷静に私を落ち着かせてくれるのは旦那さんしか居ないんだなと思いました。

 

これからどうなるのかな、相談室にいくまで本当はどうなのかどう接したらいいのか、病院に行く必要はあるのか……

わからないことだらけのステージに突然立たされましたが、思い当たる節と子育てで辛いなと思っていたものがもしかしたら改善する手立てがあるのかもと思うと、すこしワクワクしてしまう自分もいます。

 

できればすこしでも楽しんでいきたい所です。